ドメインの受け入れ
ドメインの移転受け入れについて
このページでは、お客様が既にドメインをお持ちの場合や他社のサービス上でドメインを運用されている場合において、弊社サービスへ移転される場合の受け入れ方法や手順についてご説明をさせて頂きます。
なお、以下では次の意味で「移転」「移管」という用語を使っています。
「移転」・・ドメインが当サービス上で運用できる状態になること
「移管」・・ドメインの指定事業者(レジストラ)を旧業者から変更し、以後のドメインの維持費用の支払いも弊社側で代行させて頂くこと
移転受け入れの分類について
移転受け入れについては次のいずれかのケースに分類することができます。
1)各種JPドメインの移管を行う場合
弊社がお客様のドメインの指定事業者となり、弊社ではホスティングサービスのご提供とともにドメイン維持費の支払いも代行させて頂きます。
この場合、移管手続き時に3,300円を、また月間利用料金に550円をプラスさせて頂きます(ドメイン維持費に充当されます)。
各種JPドメインについては、特にご指示を頂かない限り、この形での取扱いを基本とさせて頂いております。
2)各種gTLDドメインの移管を行う場合
弊社の提携レジストラであるOpenSRS(Tucows)がお客様ドメインのレジストラとなり、弊社ではホスティングサービスのご提供とともにドメイン維持費の支払いも代行させて頂きます。
この場合、移管手続き時に3,300円を、また月間利用料金に330円をプラスさせて頂きます(ドメイン維持費に充当されます)。
3)ネームサーバの変更により受け入れを行う場合
お客様側でドメインのネームサーバを弊社のネームサーバに変更して頂きますことにより、ドメインの移管は行わず、管理権は現状のままで(現在の業者様またはお客様側のままで)ホスティングサービスのみをご利用頂くことができます。
この場合、ドメイン維持費の支払いは今後もお客様サイドで実施して頂くことになります(ドメイン維持費に関しては弊社側は無関係となります)。
ドメイン取得サイトなどでお客様が取得されているドメインに関して、ホスティングサービスとして当サービスをご利用頂くような場合に該当するケースです。
移転や移管に関する料金について
移転や移管に関する料金は以下の通りです。
移管費用 | 維持費用 | |
各種JPドメインの移管 | 3,300円 | 550円/月 |
各種gTLDドメインの移管 | 3,300円 | 330円/月 |
ネームサーバ変更による受入 | 無料 | 無料 |
手続きについて
各種JPドメインおよびgTLDドメインの移管を行う場合
各種JPドメインやgTLDドメインの移管を行わせて頂く場合の手続きの流れは、お申し込みを頂いた後は以下のようになります。
1)弊社:サーバセットアップを行い完了後に仮サーバ情報をお客様にご連絡
2)弊社:ドメイン移管申請を提出(旧業者様に承認依頼通知が届くのは通常1日~2日後)
3)お客様:WEBコンテンツのアップロードなどをご実施頂き、あわせて移転のおおよそのご希望日をご連絡頂く
4)旧業者様:ドメイン移管の承認手続きを実施
5)弊社:ドメインのネームサーバ変更手続きを実施(反映されるのは1日~2日後)
6)平行運用期間(アクセスが不安定な期間:通常1日~2日程度)
7)移転完了
上では4)の段階で旧業者様の承認が必要となりますが、ここがスムーズに実施されるかどうか(すぐに承認をして頂けるかどうか)により実際の移転日程にかなり影響が出ることになります。
これは解約のための承認操作となりますので、旧業者様にすぐには対応して頂けない場合もあり、その意味で移転日程を正確に設定(予測)することは難しいのが実情です。
実際にお客様サイトやメールに対しての外部からのアクセスが切り替わるのは、5)の「ドメインのネームサーバ変更手続き」が完了した後になりますが、この手続きは弊社で実施させて頂くものになりますので、お客様のご要望にできるだけ添えますよう、日程を調整させて頂きますことが可能です。
ネームサーバの変更により受け入れを行う場合
ネームサーバの変更により受け入れを行う場合の手続きの流れは、お申し込みを頂いた後は以下のようになります。
1)弊社:サーバセットアップを行い完了後に仮サーバ情報をお客様にご連絡
2)お客様:WEBコンテンツのアップロードなどをご実施頂く
3)お客様:ドメインのネームサーバ変更手続きを実施(反映されるのは1日~2日後)
4)平行運用期間(アクセスが不安定な期間:通常1日~2日程度)
5)移転完了
上記で、3)の手続きは一般的には、お客様側でドメイン取得元のWEBサイトなどにログインして頂き、画面上の指示に従ってネームサーバ変更の手続きを行なって頂く形になります。
弊社のネームサーバ情報について
弊社のネームサーバ(DNSサーバ)情報は以下の通りです。
ネームサーバ変更手続きをされる際には変更先としてご指定ください。
プライマリネームサーバ
ns.neoceed.jp
セカンダリネームサーバ
ns2.neoceed.jp
ドメイン移転時におけるサービス中断などの予防について
新しく運用を開始されるドメインであれば問題はないのですが、お客様が既に他社サービス上で運用されているドメイン名を当サービスに受け入れるにあたっては、移転にともなってのWEBやメールに関してのサービスの中断等をできるだけ防止することが望まれます。
他社サービスのご契約期間と弊社サービスのご契約期間を、一定程度(一週間程度以上)重ねて頂きますことにより、サービスへの影響を最小限に留めることができます。
具体的には、インターネットのDNSの構造上、ドメイン移転の前後には、新旧どちら側のサーバにアクセスされるか不確定(不安定)な時期がどうしても発生してしまいますが、WEBおよびメールとも以下のようにして頂くことで影響を最小限に留めることが可能です。
※以下で、「新サーバ」とは当サービスのサーバ 、「旧サーバ」とは旧業者様(移転前)のサーバのことです
WEBに関して
弊社ではドメイン移転前にサーバ上にコンテンツをアップロードしたりご確認を頂くことができるよう、お客様に仮サーバ情報をお伝えしております。
ドメイン移転前に同じコンテンツをアップロードしておいて頂きますことにより、移転の前後においてWEBサイトの見かけ上のダウンは発生しないようにすることができます。
メールに関して
ドメイン移転前に、新サーバ上にご利用中のものと同じメールアカウントを作成しておいてください。
ドメイン移転後しばらくは、外部からのメールが新旧どちらのサーバに届くか不安定な時期が発生してしまいますが、例えばメールソフトの受信メールサーバ(POPサーバ)の指定をときどき旧メールサーバのIPアドレスに変更して受信するなど、メールの運用を工夫して頂きますことにより、とりこぼしを最小限に(または皆無に)することが可能です。